簡単に分かりやすく解説!~詳細編:自立支援医療(精神通院医療)~

この記事は自立支援医療のうち精神通院医療の詳細について説明しています。

 

【概要】

自立支援医療(精神通院医療)は、通院による精神医療を続ける必要がある方の通院医療費の自己負担を軽減するための公費負担医療制度です。

 

申請時に保険証番号、住所、指定医療機関、薬局等を併せて登録するので一つでも情報が変わった場合はすぐに変更しましょう。

変更前に受診した場合、自己負担が増える可能性があります。

 

【対象疾病、医療の範囲】

統合失調症

うつ病躁うつ病などの気分障害

・薬物などの精神作用物質による急性中毒又はその依存症

・PTSDなどのストレス関連障害や、パニック障害などの不安障害

・知的障害、心理的発達の障害

アルツハイマー病型認知症、血管性認知症

てんかん                      など

 

上記などの精神障害や、精神障害に起因して生じた病態に対して、精神通院医療を担当する医師による病院又は診療所に入院しないで行われる医療(外来、外来での投薬、デイ・ケア、訪問看護等が含まれます)が対象となります。

 

【医療を受けられる医療機関などについて】

病院、診療所、薬局、訪問看護ステーション

※原則として1つの医療機関及び薬局の利用となるが、単独の医療機関では必要な自立支援医療をカバーできないような合理的な理由がある場合に、複数の医療機関の利用が可能です。